Ex-iTのひよこストライク!、感想とネタバレです。
修正パッチ1.03適用で攻略。
画像と違ってハーレムというのは一切無い作品、大切な1人の為に行動する主人公の話。
主軸がファンタジー√(ウタカタ、ぷーさん、理々乃)と非ファンタジー√(ちよ子、雛)の2パターンある。
ファンタジー√はヒロインの成長がメイン。
非ファンタジー√は主人公の成長がメイン。
(サブキャラENDは非ファンタジーに含む)
画像は全攻略後に開放されるSS(ハーレム世界の登校風景のみ)。
シーン回想は各キャラ6枠(エンディング回想含む)。
良かった点
- スクランブル(SS)で主人公以外の視点にたった話が見られる。
- 短いながらも各キャラの掘り下げをちゃんとしている。
- 2ndOP(各ヒロインVer)があったり細かい部分まで頑張ってる。
気になった点
- 修正パッチ適用しても細かい不具合が多々ある。
- ぷーさん√の補足がもうちょっと欲しい。
- なぜか起動が遅い。(ひよこストライク!・ひよこフェスティバル!・逃避行GAME・雛といっしょで比較した場合)
- 音楽モードがない。
シナリオ自体は短いのでサクサク進む。
キャラクターが魅力的に表現されているので、キャラゲーとしては優秀。
ファンタジー√と非ファンタジー√でシナリオに差があるので好みが分かれそう。
ハイスペック主人公ではないのにも関わらず魅力的に描写されているのが良い。
ひよこストライクはEx-iTのなかでは一番お勧めしやすい。
雛とぷーさんがかわいい。
各キャラの感想とネタバレは続きから
ちよ子(クラスメイトA)
自分の事を普通と思っていて自信が無い。
夢見がちだが、お世話をするという事に関してリアリストのひよこ好き。
トラウマは過去に露店のカラーひよこを全部買い占めた事(描写は無いが全滅させた雰囲気)
この√ではちよ子の成長(自信を持つ)と主人公の成長(相手の事の理解)がメイン。
自分(ちよ子)がエッチだから恋人をやめよう等のすれ違いが山場。
最終的にはちよ子母に娘さんをください宣言して将来について考えて終わり。
理々乃
画像は召喚失敗により巨大化したひよこが出てくるシーン。
異世界の住人(魔法が使える)である父の娘である為、黒魔術が使える。
黒魔術によって消えた父を召喚しようとしている。
しかし、力を使うには代償が必要であり危険な事になる前に黒魔術から足を洗って欲しいと父は考えている。
この√では理々乃の成長(過去からの脱却)がメイン。
父の為に黒魔術を頑張っていた理々乃が父の召喚に成功し、父に黒魔術を否定される。
そして主人公が理々乃に黒魔術を諦めさせようと行動する所が山場。
ぷーさん
ぷーさんはフランス語でpoussin、意味はひよこ。本当の名前は桜花。
理々乃が召喚した巨大ひよことウタカタのペットのまんじゅう(ひよこ)はぷーさんの分身。
まんじゅうの性別判定をしようとしたちよ子の事は苦手。
正体は過去に神の使いであるひよこと一緒に生贄にされた身寄りの無い人で現土地神。
ひよこの方に綺麗な心を移してある。
ぷーさんが主人公の事を気にしているのは、主人公の前世が生贄にされる前に約束をした相手だから。
主人公が前世の記憶を把握して、ぷーさんと付き合うまでが山場。
土地神と分離した結果、最終的に消滅するEND。
土地神と分離した結果、最終的に人間になるENDの2つがある。
前者は主人公の記憶を消すが、約束の桜の木の下で最後に名前を呼んでもらって終わり。
後者は土地神の力で人間になって助かる終わり方。
この√ではぷーさんの成長(人を信じる心)がメインだと思う。
主人公がぷーさんに拘る理由になる描写が少ないのが難点。
ウタカタ(確かに君は、そこに居たEND)
異世界の住人で猫耳(収納可能)キャラ。
主人公とまんじゅう(ひよこ)にしか見えない少女。
実際は、ぷーさんとのぞみにも見えている。
ウタカタはウタカタ√、理々乃√、ぷーさん√でのみ元の世界へ帰れる。
他の√では主人公に忘れ去られ(姿も見えなくなる)、元の世界へ帰れず姿が見えないまま学園内に存在する状態になる。
通常END(シナリオを普通に勧めた場合)では、ウタカタは元の世界へ帰る。
最終的には、画像の通り描きかけだったウタカタの絵を思い出を頼りに完成させる。
ウタカタ(帰還END)
ウタカタ√攻略後に開放されるSSで見る事ができるEND。
画像の通り、主人公の世界へ帰ってくる。
主人公とウタカタの事を見直したぷーさんが土地神の力でウタカタをこっちの世界へ呼び戻した終わり方。
ウタカタ√ではウタカタの成長(自分の居場所を見つける)がメイン。
ウタカタのつけている首輪っぽいのは万能翻訳機(高額)で、科学技術は異世界の方が進んでいる。
個人的には「確かに君は、そこに居た」ENDの方が好き。
雛
自分が嫌いな実妹。
雛√でのみヒロインの成長は書かれない。
雛は最初から最後まで兄である主人公が全てであり、主人公と一緒にいる未来を主人公が一番傷つかない形で一番長く出来るようにしようと考えている。
画像の通り、「おにいちゃんの、所有物になりたい」というのが雛の全て。
主人公に嫌われる(捨てられる)事を極端に恐れている。
この√は主人公の成長(幸せの模索)と「決断」がメイン。
最終的には兄妹だけど結婚しようと告白、お互いを信じるようになって終わり。
雛は不登校をやめて主人公と同じ学校へ通うようになるが、雛が登校するのは主人公と一緒にいたいという理由(主人公が北海道にいたときと同じ)なので雛の成長と判断はし難い。
雛√以外では実家に帰るが、母からの電話では雛の現状が暈される事から悪い意味で安定したと考えられる。
雛√のエンディングは結婚しようENDだが最後の分岐次第で、画像の通り駆け落ちEND(CG無し、回想にも登録されない)にもなる。
個人的に駆け落ちENDも有り派です。
駆け落ちにもCGが欲しかった。
獅士王
誰の√にも入らないと、獅士王に結婚しよう!と言われる(夢落ち)ENDがある。
夏美
サブヒロイン
のぞみに振られた夏美を慰めた翌日、ちよ子と主人公争奪戦を開始する宣言をするEND。
のぞみ
夏美を放置した場合、のぞみが余命僅かだと知る事ができる。
同時に過去の神社の話を聞くことが出来る。
(主人公の前世は生贄の伝統を終わらせた人物というぷーさんの過去に関わる話)
この√の主人公は数年後神社の神主になる。
心音
雛√でアドバイスをくれる旅人。
惚れた人が妹と駆け落ちしたので、画像の通り主人公の決断に期待している。
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